巣の中にいるヒナたちがだんだんと成長し..........。
食べるエサの量が増えてくると......。
オス親のカワセミの持ち帰るエサだけでは不足するようになり
メス親も狩りに出てくるようになります。
しかも、食べる量にあわせて、だんだんとエサも大型化しているようです。
ボラの子供でしょうか......。
また、頭の上で魚を放り投げて.....。
回転させて、よい角度でくわえなおしたいのですが.........。
何回か放り投げているうちに......
あやまって、落っことしたりすることがあります。
しっかりと口で受けています。
魚のくわえ心地がよくなったら、近くの木まで飛んでいきました。
いつものお気に入りの場所につくと、
いつものように、魚を木になんどもたたきつけます。
どうやら、今朝も、自分の食べる分よりも、巣の子供たちに与えるエサを獲っているようです。
魚をたたきつけて、食べやすく、やわらかくしてから、口にくわえなおします。
自分で食べる場合はかならず、頭から呑み込むのですが.......。
巣に着いたら、すぐに子供たちに口移しでエサを与えるために
頭を先にしてくわえています。
準備ができたら、獲った魚をすこし上にあげて.......。
ご帰還の準備です。
このあと、すぐに巣のあると思われる近くの山に向けて、エサをくわえて飛んでいきました。
しばらくすると、また、同じ場所に戻ってきて、狩りをしていました。
今度は、小ぶりのハゼのようです。
これも、数回、木にたたきつけていましたが.......。
ごっくんと、自分で呑み込んでいました。
自分もある程度食べないと、生きていけませんよね。
次に捕獲したのは、比較的大きなウグイのようです。
同じように、右や左に魚を頭からたたきつけます。
首の骨を折り、魚の体の骨を複雑骨折させていきます。
こうして、魚を頭上に持ち上げて、体をひねって
遠心力で、魚を木にたたきつけます。
魚はたまったもんじゃないですよね。
プロレスの技、ヘッドロック!!のようです。
頭を先にしてくわえなおしています。
これは今から持ち帰り、ヒナのエサにするようです。
小さなエサは自分が食べても.......。
大きな獲物はヒナに........。
どの世界も親はありがたいものです。